キャンプの時間の大半は、座って過ごす時間です。テントや焚き火台より地味な道具ですが、満足度をいちばん左右するのはチェアだと言われます。
ふるさと納税の返礼品には、国内の家具工房や縫製工場が手がけたチェアが多く登録されています。市販の量販モデルとは違う木製フレームや帆布のものが、寄付額1万円台から選べます。この記事では、失敗しない選び方を整理します。
まず座面の高さを決める
チェア選びは「ロースタイルか、ハイスタイルか」から始まります。基準は、一緒に使うテーブルの高さです。
- ローチェア(座面25〜30cm): 焚き火を囲んでゆったり過ごすスタイル。目線が低く、景色が広く見える。ロースタイルのテーブル(高さ35〜40cm)と合わせる
- ハイチェア(座面40cm前後): 食事や調理の時間が長い人向け。立ち座りが楽で、体への負担が少ない。高さ65〜70cmのテーブルと合わせる
手持ちのテーブルに合わせるのが鉄則です。座面とテーブル天板の差が25〜30cmになると、食事の姿勢が自然になります。小さな子どもや高齢の家族が使うなら、立ち座りの回数を考えてハイスタイルが無難です。
数字で確認する3点
- 耐荷重: 80kg、100kg、120kgなど。体重+着込んだ装備で考える。余裕を持って選ぶとフレームのしなりも少ない
- 収納サイズと重量: 車移動なら気にしなくてよいが、複数脚を積むなら畳んだときの厚みが効いてくる。薄型設計をうたうモデルは積載が楽
- 座面の生地: ポリエステルなどの化繊は軽い反面、焚き火の火の粉で穴が開く。焚き火のそばで使うなら綿や、綿とポリエステルを混ぜたTC素材、帆布のものを選ぶ
組み立て方式も確認しておきたい点です。フレームを広げるだけの折りたたみ式は設営が速く、ポールを差し込む分解式は収納が小さくなります。到着したその日に使いたいなら、組み立ての手順が少ないものが気楽です。
自宅でも使える木製フレームという選択
返礼品で目立つのが、木製フレームと帆布を組み合わせたチェアです。家具の産地や個人の工房が手がけたもので、リビングやベランダに置いても浮きません。折りたためるので来客用の椅子としても使えます。
屋内でも使う予定があるなら、脚先にキャップが付いていて床を傷つけない仕様か、確認しておくと安心です。
1万円台から選べる軽量チェア
はじめの1脚や、来客用に数を揃えたい場合は、1万円台のコンパクトなチェアが選べます。金属加工の産地である新潟県燕三条エリアの返礼品など、価格のわりに作りがしっかりしたものが見つかります。
2脚セットで出ている返礼品もあるので、夫婦や友人と使うなら1回の寄付で揃えられます。