ふるさとキャンプギア

ふるさと納税でもらえる焚き火台の選び方|サイズ・重さ・素材と、薪の準備まで

文・ふるキャン

秋は焚き火がいちばん気持ちよくなる季節です。夏ほど暑くなく、冬ほど装備も要らないので、焚き火台を新しくするなら今が始めどきです。

焚き火台はふるさと納税の返礼品に多いジャンルで、燕三条をはじめとする金属加工の産地や、アウトドアブランドの拠点がある自治体から数多く出ています。寄付額1万円台のコンパクトなものから、10万円を超える大型のものまで幅があります。この記事では、選ぶときに見るべき点と、焚き火台と一緒に考えたい薪の準備を整理します。

まず「何人で囲むか」で大きさを決める

焚き火台の大きさは、囲む人数と、使う薪の長さで決まります。

  • ソロ・2人: 火床が20〜30cm程度のコンパクトなもの。小枝や、細く割った薪を使う前提
  • 2〜4人・ファミリー: 火床が35〜45cm程度。市販の薪をそのまま載せやすい
  • グループ・調理も兼ねる: 火床が45cm以上の大型。鍋やダッチオーブンを載せるなら耐荷重も見る

ここで効いてくるのが薪の長さです。キャンプ場の売店やホームセンターで売っている薪は、長さ30〜40cm程度のものが多くあります。火床が薪より小さいと、毎回薪を割ったり切ったりする手間が増えます。 ソロ向けの焚き火台を選ぶなら、ナイフや鉈で薪を細くする作業も含めて楽しめるかどうかを考えておくと、買ってからの印象が変わりません。

持ち運びは「重さ」と「収納サイズ」をセットで見る

焚き火台は、車で運ぶか、徒歩やバイクで運ぶかで選ぶものが変わります。

  • 車で運ぶ: 重さはそれほど気にしなくてよい。組み立てやすさと安定感を優先する
  • 徒歩・バイク・自転車: 1kg前後までが目安。薄く折りたためて、ザックの背面やサイドに入る収納サイズかを見る

返礼品のページには、使用時のサイズ・収納時のサイズ・重量が書かれていることがほとんどです。使用時のサイズだけを見て選ぶと、収納時に思ったよりかさばることがあるので、両方を確認してください。組み立ての手順が少ないものは、暗くなってから設営するときにも助かります。

ちなみに私が使っているのは、キャプテンスタッグのヘキサ型の焚き火台です。最初に買った1台で、値段が手ごろなのと、収納がコンパクトなのが決め手でした。5年以上使ってだいぶくたびれてきましたが、いまも現役です。そろそろ新しいものがほしいところですが、うちの車はシエンタで荷室にあまり余裕がないので、次もコンパクトにしまえるものを選ぶつもりです。車で運ぶ場合も、荷室の広さは意外と効いてきます。

返礼品を読み込んでいます

素材ごとの違い

焚き火台の素材は、主に次の3つです。どれが優れているというより、何を優先するかで選びます。

  • ステンレス: 錆びにくく、使ったあとの手入れが楽。もっとも選択肢が多い。強い火を受けると焼け色が付いたり、薄い板は熱でわずかに歪んだりすることがある
  • チタン: とても軽く、錆びにくい。徒歩やバイクで運ぶ人に向く。そのぶん寄付額は高めで、薄い作りのものは火床が小さくなりがち
  • 鉄(黒皮鉄など): 重いが頑丈で、熱をため込むので熾火(おきび)が長持ちする。錆びやすいので、使ったあとは乾かしてから保管する

ファミリーで車で出かけるならステンレスか鉄、荷物を軽くしたいならチタン、という分け方がひとつの目安です。

返礼品を読み込んでいます

スノーピークの焚火台は、人数に合わせたサイズ違いやスターターセットが新潟県三条市の返礼品として出ています。まとめて見たい場合はスノーピークの返礼品のページからどうぞ。

直火禁止のキャンプ場での使い方

いまは多くのキャンプ場が、地面で直接火を焚く「直火」を禁止しています。焚き火台を使えば焚き火ができるキャンプ場がほとんどですが、次の点は気をつけてください。

  • 焚き火台の下に耐熱シートを敷く: 焚き火台は地面から浮いていても、輻射熱や落ちた火の粉で芝や地面が焼けることがある。芝のサイトでは特に、焚き火シート(スパッタシート)を敷くのがマナー
  • 風の強い日は控える: 秋は空気が乾き、風が強い日もある。火の粉が飛んでテントやタープに穴が開くこともあるので、風下に幕を張らない
  • 燃え尽きるまで見届ける: 寝る前は薪を足さず、燃え尽きるのを待つ。水をかけて急に冷やすと焚き火台が歪むことがあるので、火消し壺を使うと安心
  • 灰の捨て方を確認する: 灰捨て場があるキャンプ場と、持ち帰りのキャンプ場がある

地域によっては、乾燥注意報や強風のときに焚き火を禁止するキャンプ場もあります。出かける前にキャンプ場の決まりを確認しておきましょう。

薪は「乾いているか」と「木の種類」で選ぶ

焚き火の満足度は、焚き火台と同じくらい薪で変わります。

  • 乾燥しているか: 湿った薪は煙が多く、火が付きにくい。含水率20%以下を目安にしている薪だと扱いやすい
  • 広葉樹(ナラ・クヌギ・カシなど): 火持ちがよく、熾火が長く続く。焚き火を長く楽しむ主役
  • 針葉樹(スギ・マツなど): 火付きがよいが燃え尽きるのも早い。焚き付けに向く

焚き付けに針葉樹を少し、あとは広葉樹という組み合わせが扱いやすい形です。量の目安は、夕方から寝るまで焚き火をするなら10kg前後。キャンプ場の売店で買うと割高なことも多いので、何度もキャンプに行くなら返礼品でまとめて受け取っておくのも手です。届いた薪は、雨の当たらない風通しのよい場所で保管してください。

返礼品を読み込んでいます

薪を細く割る道具については、キャンプ用ナイフ・鉈の選び方で詳しく書いています。

まとめ

  • 大きさは「囲む人数」と「使う薪の長さ」で決める。火床が薪より小さいと、割る手間が増える
  • 徒歩やバイクなら1kg前後まで。使用時と収納時の両方のサイズを見る
  • ステンレスは手入れが楽、チタンは軽い、鉄は頑丈で熾火が長持ち
  • 直火禁止のキャンプ場でも、焚き火シートを敷く・風の強い日は控える・燃え尽きるまで見届ける
  • 薪は乾燥したものを。焚き付けは針葉樹、長く楽しむなら広葉樹

よくある質問

Q.焚き火台は何人用を選べばいいですか?
A.

囲む人数と、使う薪の長さで決めます。ソロや2人なら火床が20〜30cm程度のコンパクトなもの、2〜4人のファミリーなら35〜45cm程度、鍋を載せて調理も兼ねるなら45cm以上が目安です。市販の薪は長さ30〜40cmのものが多いため、火床が小さいと薪を割ったり切ったりする手間が増えます。その手間も楽しめるかどうかで選ぶと後悔がありません。

Q.直火禁止のキャンプ場でも、焚き火台なら焚き火できますか?
A.

多くのキャンプ場では、焚き火台を使えば焚き火ができます。ただし焚き火台の下でも、輻射熱や落ちた火の粉で芝や地面が焼けることがあるため、焚き火シートを敷くのがマナーです。風の強い日は控え、寝る前は燃え尽きるまで見届けてください。灰の捨て方や乾燥注意報のときの扱いはキャンプ場ごとに違うので、出かける前に決まりを確認しておきましょう。

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